7月14日から16日までの3日間、東京ビッグサイトで開催されている「ワイヤレスジャパン2010」で、リサーチ・イン・モーション・ジャパンは、NTTドコモから2010年夏モデルとして発売されるスマートフォン「BlackBerry Bold 9700」の展示を行っている。

終始賑わいを見せていたRIMブース。入り口にはBlackBerry Bold 9700を模した展示物が

同社のブースには、タッチ&トライコーナーが用意され、来場者はBlackBerry Bold 9700の使い勝手を試すことができる。BlackBerry Bold 9700は、約2.4型(480×360ドット)ディスプレイとQWERTYキーを搭載したスマートフォン。日本向けに提供されるBlackBerryとしては、「BlackBerry 8707h」「BlackBerry Bold」に続く3機種目で、約109(H)×60(W)×14.1(D)mm・約122gのコンパクトなボディが特徴。

BlackBerry Bold 9700の実機が展示されており、使い勝手を試すことができる

ブースには説明員がついており、BlackBerry Bold 9700の使い方や提供サービスについて、気軽に聞くことができる。さらに、簡単なアンケートに答えた来場者にオリジナルグッズをプレゼントするくじ引きコーナーも用意されている。

アンケートに答えると、BlackBerry Bold 9700の書籍や、オリジナルグッズが貰えるくじ引きコーナーも用意

また、ワイヤレスジャパン2010開催初日となる14日、展示会場内の特設ブースで、リサーチ・イン・モーション・ジャパン セールス・プランニング&マーケティング部 担当部長の小林盛人氏がBlackBerry Bold 9700の特徴を紹介する講演を行った。

BlackBerry Bold 9700について解説した小林氏。同セッションの詳細は追ってレポートする

小林氏はBlackBerry Bold 9700の特徴として、小柄な女性でも持ちやすいコンパクトな端末サイズやBlackBerryのアイデンティティとも言えるハードウェアのQWERTYキーボードを紹介した。電車の中で揺られている状態や肩からカバンをかけている場合でも、確かな操作感を得ることができるハードウェアキーボードの特徴について触れ、タッチパネルでは得られない操作性をアピール。「打ちやすいスタイルを考えると、ハードウェアのQWERTYキーボードに勝るものなし」と評した。

また近日、アプリ配信プラットフォーム「BlackBerry App World」の日本語版の提供を予定していることや、現在提供中の「mixi for BlackBerry smartphones」をバージョンアップし、より多くの機能を利用できるようにする予定であることも紹介した。

なお、NTTドコモのブースにも、BlackBerry Bold 9700の紹介コーナーが設けられていた。ドコモのブースではこのほか、従来モデルBlackBerry BoldとノートPCを用意し、BlackBerryのメールサービスを紹介する展示も行っていた