SYSmark 2007 Preview Version 1.06(グラフ25)

BAPCo
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ではもう少し実アプリケーション寄りに、ということでグラフ25がSYSMarkの結果である。流石にそろそろ使われているアプリケーションのバージョンの古さも目立つ様になってきたし、大体未だにPreview Releaseというのもどうだろう? と思わずには居られないが、まぁ他に代替できる良いベンチマークもないので諦めてお付き合いいただきたい。

結果は? というと、例えば3DとかE-LearningではHyper-Threadingを切ったほうが良い結果になる場合もあるが、概ねHyper-Threadingを有効にしたほうが高速で、かつ辛うじてCore-i7 980XがCore-i7 975Xを上回る性能を出しているのは一応良かったとうべきか。もっともコアの数を1.5倍にしても、スコアの差が4とかでしかないあたりは、この手のアプリケーションの性能向上にはマルチコアの数を増やしてもあまり効果が無いという、ある意味非常に常識的な意見を再確認する以上の意味はなさそうだ。