2009年の6月に日本上陸を果たしたデルのゲーミングPCブランド「Alienware」。エイリアンを意識し、SF的な雰囲気を持つ個性的なデザインとヘビーゲーマーも納得させるハイスペックが大きな魅力だ。第一弾は17型ワイド液晶のノートPCだったが、現在ではラインナップが拡充され、デスクトップに液晶ディスプレイ、マウス、キーボード、ヘッドセットとゲーマーにとって必須といえるアイテムがそろっている。そのどれもが“ゲームの快適なプレイ"を追求したものばかりだ。

配列にクセもなく使いやすいキーボード。なお、英語キーボードも選択が可能だ

バッテリーは6セルと9セルの2種類から選べる。なお、駆動時間は構成によって変化する

ここで紹介するAlienware M15xは、15.6型ワイド液晶を搭載する最新モデル。AlienwareブランドのPCとしては、最小サイズとなり、ゲーミングPCがほしいけど場所を取りたくない、という人にピッタリのモデルといえる。小型といっても、そこはAlienware。ハイスペックであるのはもちろんのこと、独特のデザインはギミックはしっかりと盛り込まれている。まずは、外観からチェックしていこう。

基本的なデザインは、17型ワイド液晶モデルである「Alienware M17x」とほぼ同じ。力強さとスピード感を感じさせる独特のデザインを採用し、天面にはブランドのトレードマークであるエイリアンを彷彿とさせる顔が配置され、目の部分が光るギミックを搭載。さらに、キーボード、スピーカー、タッチパッドのフチなどが光る凝りようだ。しかも、光る色は付属ソフトの「Alienware コマンドセンター」で変更が可能。キーボード、タッチパッドなど6種類のゾーンに分けられており、それぞれ好きな色で光らせられる。

随所にイルミネーションがあり、表示する色を管理できるのが面白い

天面にはトレードマークのエイリアン。ここも光る

なお、ボディのカラーはネブラ・レッド、コスミック・ブラック、ルナ・シルバー・シャドウの3種類が用意されている。今回レビューしているのは、コスミック・ブラックだ。