「HP Pavilion Notebook PC dv2秋モデル」のプリインストールソフトについては、「ノートン・インターネットセキュリティ2009」(60日間試用版)、「HP MediaSmart」「Adobe Reader」「CyberLink DVD Suite」などで、価格相応といったところ。仕事にも使いたいという場合は、「Office Personal 2007」プリインストール済みの「HP Pavilion Notebook PC dv2秋モデル(オフィス付き)」を選択すると良い(HP Directplus価格99,750円)。
ハードウェア面で注目したいのは、2つのハードウェアスイッチだ。1つは本体右側面に配されたワイヤレスLAN機能の切り替えスイッチ。ワイヤレスLANを無効にすればモバイル利用時にかなりのバッテリ節約となるだけに、手早くオン/オフが切り替えられるハードウェアスイッチの存在はありがたい。
そしてもう1つは、タッチパッドの上に設けられたスイッチだ。これはタッチパッドのオン/オフを切り替えるもの。小型機種の場合キーボード利用時に親指がタッチパッドをかすめたり、手元に置いた資料が触れてしまったりすることも多い。文字入力中に不意にフォーカスが外れて驚いた経験は誰にでもあるのではないだろうか。目の前のスイッチで手軽にタッチパッドをオフにできるということは、長い文章を書いたりプログラミングをしたりするユーザーにも使いやすい。2つのスイッチはいずれもLEDがすぐ横にあり、有効/無効状態を色で表示してくれるのも便利なポイントだ。
キーボードはトップに緩いくぼみがついた形状を採用。キートップも外装と同じくツルリとした塗装なのは好みが分かれるところだろう。キータッチは特別重いわけではないが、比較的しっかり感がある。ミラー加工されたタッチパッドのすべりは良く、右端に設けられたスクロールも使いやすい。クリックボタンは硬めで、少々慣れが必要そうだ。