毎年3月に開催されているフォト イメージング エキスポ(PIE)はアジア最大級となる写真と映像関連の展示会

アジア最大級の写真・映像関連の総合展示会「フォト イメージング エキスポ 2009(PIE2009)」が3月26日から29日にかけて、東京ビッグサイト開催されている。同展示会でコンバージョンレンズの「DIGITAL KING」が、ケータイカメラやiPhone 3G向けのレンズを展示しているので紹介する。

DIGITAL KINGのブースでは、デジタル一眼レフやコンパクトデジタルカメラ向け、ケータイカメラ向けなど、さまざまなタイプのコンバージョンレンズを展示している。

コンバージョンレンズとは、カメラレンズに取り付ける外付けのレンズ。新たに専用のレンズを購入することなく、普段利用しているレンズに取り付けるだけでワイド撮影やクローズアップ撮影などが可能だ。ケータイカメラのレンズ自体を交換することはできないが、コンバージョンレンズを装着することで、さまざまな表情の写真が撮影できる。

DIGITAL KING by SWEETROADブース

同ブースに展示されていた、ケータイカメラ向けのコンバージョンレンズは、フィッシュアイ(魚眼)、セミフィッシュアイ(超広角)、ワイド(広角)、ズーム(望遠)、マクロ(接写)の5種類。このレンズの着脱はマグネット式で、装着した機器に磁気による影響を及ぼさないため、特殊な磁石を採用しているという。

これら5種類のレンズは、量販店やネット通販で購入できる。実勢価格はフィッシュアイで4,980円程度、その他のレンズは2,480円程度。

ケータイカメラ向けには5種類のレンズがラインナップされている

画像左側のレンズがケータイカメラ向け、中央の大きめのレンズがコンパクトデジタルカメラ向けの製品

なお、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のCyber-shotケータイなど、大型のカメラレンズを搭載している機種の場合は、コンパクトデジタルカメラ向けのコンバージョンレンズを装着するかたちとなる。

金属製のマウントリングがSサイズ2枚、Lサイズ2枚の計4枚が同梱されており、それをケータイカメラのレンズ周りに貼り付ける。レンズの裏部分がマグネットになっているためレンズの着脱は簡単だ

ブースに展示されていたコンバージョンレンズは、試し撮りが可能だったので、手持ちの830CAに取り付けて撮影してみたので、次項で紹介する。