■Half-Life 2:Episode Two
ここからはEpisode Twoの結果である。
まずはHardware OC demo 1(グラフ79~81)である。Hyper-Threadingの有無(グラフ79)については、確かに低解像度では無効にしたほうが微妙にスコアが上がっているが、概ね差が無いレベル。SSDに関して(グラフ80)も、大きな差にはなっていない。メモリ構成(グラフ81)についても、「殆ど変わらない」と言ってしまって良いだろう。
一方Hardware OC demo 2(グラフ82~84)でも、この傾向は変わらない。多少数値のバラけ方が大きくなっているが、Hyper-Threadingの有無(グラフ82)では殆ど差がなし。SSDでもあまり差がない(上がっているケースと下がっているケースの両方があって、なんとも言いにくい)。メモリに関して(グラフ84)も、やはり明確な差はない。
というわけでHalf-Life 2での結果をまとめると、
- Hyper-Threadingは殆どのケースで効果なし。たまに無効にすることで性能が上がるケースがあるほどで、これを有効にすることでの性能面への寄与はなし。
- SSDはフレームレートを落とす方向での効果しか確認できない。
- メモリ構成の差は殆ど影響しない。
といったあたりだろう。