■Half-Life 2
Half-Life 2の最初はHardware OCのHighwayシナリオ(グラフ67~69)。
まずHyper-Threadingの有無(グラフ67)だが、CPU負荷が相対的に高いためもあってか、明確にグラフが分離しており、これはこれでわかりやすいのだが、とりあえずHyper-Threadingの効果は殆ど無いと言って差し支えないだろう。良くて2fps程度の上乗せで、実際には下がる場合も見受けられるから、誤差の範囲としても間違ってはいないだろう。面白いのがSSD(グラフ68)で、なぜかCore i7-920が低解像度でのみ大きく性能を伸ばしている。ただし1024×768以上では猛烈にフレームレートを落としているし、他のケースも全般的にフレームレートは下がり気味だ。メモリ構成(グラフ69)では見事にどんぐりの背比べといった感じで、有意な差があるとはやや言いにくい。
こうした傾向はHardware OCのAnticitizen One(グラフ70~72)でも継承される。Hyper-Threadingの効果(グラフ70)は殆どみられず、SSDは順当にフレームレートを下げ(グラフ71)、メモリ構成は殆どフレームレートに影響を与えていない(グラフ72)。