イー・モバイルは27日、ミニノートPCなどの購入と同社データ通信サービスの契約を同時に行う場合に利用できる、新料金プラン「スーパーライトデータプラン にねん2480」を発表した。12月1日より提供を開始する。

同社は家電量販店などを通じて、データ通信サービスの契約をPCとセットにして提供する施策を積極的に展開している。データ通信サービスを2年間契約するとPCの価格を数万円値引きするといった販売方法が生まれ、ネットブックなどと呼ばれる低価格ミニノートPCの場合、値引きの結果PCが100円といった超低価格になることもあり、「100円PC」の登場として話題になっていた。

この100円PCを実現していた料金プランが「スーパーライトデータプラン にねんMAX」で、月額基本使用料は2,900円(上限6,880円)だった。今回の「にねん2480」は、月額が2,480円(上限6,460円)と安くなる代わり、契約時の値引き額が従来より10,080円少なくなる。セットでノートPCを購入する場合、従来の「にねんMAX」よりもノートPC代が1万円程度高くなるが、月々の通信料金は420円安くなる。なお、2年間の総支払額は「にねんMAX」も「にねん2480」も変わらない。

同社では、今回の新料金プランの追加理由を「セット販売時における対象機器の価格多様化に対応する」ためとしている。ミニノートPC市場では価格競争が激化しており、3万円台前半など、従来よりさらに低価格で販売される製品も登場している。