スキャナで楽譜を読み込み、自動でデータ化できる「Smart Score X Pro Windows」

イーフロンティアは米Musitekの楽譜スキャニングソフト「Smart Score X Pro Windows」を6月20日に発売する。標準価格は4万7,250円。同製品はスキャンした楽譜の情報をすばやく、自動的にデータ化できる楽譜スキャニングソフト。バンドスコア、オペラ、合唱譜、オーケストラ、ミュージカル、コードシンボル、パーカッションリズム譜まで幅広いジャンルの記譜スタイルを数秒でパソコンに取り込むことが可能だという。

スキャンしてデータ化した楽譜は、画面上で簡単にレイアウトの微調整や音符の編集が可能。歌詞やテキストのOCR機能も備え、英語表記、ドイツ語表記の認識に対応している。ただし、日本語OCRには対応していない。さらに高度な楽譜編集を行いたい場合は、ボタンひとつで、より高機能な楽譜編集ソフトMakeMusicの「Finale」シリーズへSmart Scoreのファイルを転送することも可能だ。

動作環境はWindows 2000/XP/Vist/。2008年夏にはMac OS X v10.4以上に対応したハイブリッド版のリリースも予定しており、Windows版の購入者は専用Webから申し込むことで、ハイブリッド版のインストールCD-ROMが無償で送付される。また使用スキャナについては現在市販されているほとんどのスキャナで使用可能だが、動作確認用のデモ版も公開予定となっている。