ハイ・リゾリューションは音楽制作ソフト「Ableton Live 7 LE」を発売した。価格はオープンで、同社Webストアでの販売価格は2万2,900円。

「Ableton Live」シリーズは直感的な操作を可能とするインタフェースを備え、オーディオ/MIDIレコーディングやシーケンス、ミキシングといったDAWソフト的な動作だけでなく、DJプレイやライブパフォーマンスにまで使える音楽制作ソフト。Live 7 LEは上位バージョンである「Live 7」とまったく同じエンジンを搭載し、最高32bit/192kHzのマルチトラックレコーディング、無制限のMIDIシーケンス、64bitのミキシング処理などを受け継いだエントリーユーザー向けバージョンである。AIFF、WAV、Ogg Vorbis、Flac、MP3と多彩なファイルに対応し、リアルタイムのタイムストレッチおよびワープによりDJプレイやリミックスが可能だ。

さまざまなサウンド素材を即興でアレンジできるセッションビューを備えたAbletonの「Live 7 LE」

同製品にはディレイ、フィルタ、ディストーションなどを含む20種類以上の内蔵オーディオエフェクト、ソフトウェアサンプラーの「Simpler」とパーカッション音源である「Impulse」と2種類のソフトウェア音源を搭載。パッケージにはアコースティック/エレクトリック・ピアノ、ギター、ベース、ドラム、オーケストラ・ストリングス、金管/木管楽器などを含んだ総合サウンド・ライブラリ「Essential Instrument Collection LEエディション」も付属する。

同製品の動作環境はWindows XP/VistaおよびMac OS X v10.3.9以降(10.4以降推奨)。プラグイン形式はVSTおよびAudioUnitsに対応している。