バッテリー駆動時間は、標準のリチウムイオンバッテリ2400装着時で1.8時間、大容量のリチウムイオンバッテリ8800装着時で約5.3時間(ともにCeleron M 430搭載時)。リチウムイオンバッテリ8800装着時は、バッテリーが本体背面から36mmほど突起する。ACアダプタは比較的小型で、本体と一緒に持ち運んでも邪魔にならないサイズだ。

筐体側面と比較したACアダプタ。L字のコネクタを採用している

液晶パネルは先にも書いたとおり、ノングレアタイプの15型XGAカラー液晶(1024×768ドット)。視野角も広く、少しぐらい斜めから画面をのぞき込んでも色味が変わることはない。解像度はやや狭く感じるが、例えばVistaのガジェットなどの解像度を必要とする機能はない為、さほど問題は感じない。なお、Endeavor NJ1000に用意されていたSXGA+パネル(1400×1050ドット)のBTOオプションがEndeavor LX1000では省かれている。

15型1024×768ドットの液晶ディスプレイを採用。視野角も比較的広い

液晶パネルを開いて現われるキーボードは日本語配列の87キー。キーピッチは19mmでストロークは2.5mmとA4サイズを活かした余裕のある設計になっている。キーとキーとの間に若干の隙間をつくり、十字キー、エンターキーの周囲にキーを配置しないなど、誤入力を防ぐ配慮がされている。加えてキーの隅を押した際にもしっかりと入力でき、キー入力時のストレスを低減する設計になっている。

レイアウト、構造をとっても打ちやすいEndeavor NJ1000のキーボード

各キーの間にもゆとりがあり、誤って隣のキーを押すことが少ないように感じた

そのほか手前にタッチパッド、右手前にパワーと充電のLEDを搭載。奥に電源ボタンと各種インスタントボタン(計4基)が配置されるが、製品仕様により、このインスタントボタンは使用できない。スピーカーは奥の左右に2基のステレオ。初期インストール状態でサウンド機能も有効になっており、そのままCDやMP3等のメディアファイルの再生が可能であることを確認した。