エプソンダイレクトが発表した「Endeavor LX1000」は、OSにLinuxを採用したノートブックPC。Linuxの有料ディストリビューションのTurbolinux FUJI Basicを採用している。同社のLinux搭載PC「Endeavor LX」シリーズとしては、初のノートブックタイプの製品となる。

Turbolinux FUJI Basicを搭載したBTOノート「Endeavor LX1000」

A4スタンダードノートをベースにしたシンプルな構成

Endeavor LX1000は15型XGA(1024×768ドット)液晶を搭載し、サイズが332(W)×287(D)×35.6(H)mm、質量約が3kg(標準のリチウムイオンバッテリー2400装着時)のA4サイズのノートブックPC。主に据え置き用途を想定していると思われるが、持ち運ぶこともなんとか可能なサイズだ。

フラットな液晶天板はガンメタリックの落ち着いたカラーリング

Windowsノートであればあるはずのライセンスシールが貼られていない

Endeavor LX1000は、Endeavor NJ1000と同じ筐体を用いており、搭載する各種インタフェースもほぼ共通なのだが、Endeavor LX1000では、メモリカードスロットなど一部使用できないものがある。

右側面は、手前側からPCカードスロット(TypeII×1 ※非動作)、ヘッドフォン/マイク音声入出力、アナログディスプレイ出力とIEEE1394a(4ピン)を挟んで計2ポートのUSB2.0、100Base-TX/10Base-T LAN、モデム

左側面は、手前側から光学ドライブベイ、排気スリット、USB2.0×2ポート

背面から見て右にセキュリティロックスロット、中央がバッテリーで、左はACアダプタ用ポート

前面は液晶パネル側中央にラッチ、やや右寄りにメモリカードスロットが配置されるが、同製品では非対応。試しにSDメモリーカードを挿してみたが認識されなかった。