CPUにCore 2 Duoなどを追加して新発売された「Endeavor AT960」

エプソンダイレクトは26日、コストパフォーマンスを重視したスリムデスクトップPC「Endeavor AT960」で、選択可能なCPUにPentium Dual-Core、Core 2 Duoなどを追加して新発売した。価格は、CPUにCore 2 Duo E4300(1.80GHz)、プリインストールOSにWindows XP Home Editionを選択した場合で60,900円など。

Endeavor AT960は同社独自の小型フォームファクタを採用したデスクトップPC。最小構成価格で45,150円(Celeron D 347(3.06GHz)、Windows XP Home Edition選択時)からの低価格、幅99mm・容積11.8リットルの省スペースを実現しながら、ささやき声以下という待機時動作音約23dBの静粛性や、PCIスロット×2、HDDベイ×2の拡張性も確保している。

従来はPentium 4系CPUのCeleron DおよびHT対応Pentium 4が選択可能だったが、今回の新発売でCoreマイクロアーキテクチャ採用のCeleron 420(1.60GHz)、Pentium Dual-Core E2140(1.60GHz)、Core 2 Duo E4300(1.80GHz)/E6320(1.86GHz)/E6420(2.13GHz)/E6600(2.40GHz)/E6700(2.66GHz)を追加し、より高いパフォーマンスを手の届きやすい価格帯で提供する。

その他の基本仕様は従来共通で、チップセットはATI Radeon Xpress 200を採用し、グラフィック機能は同チップのものを利用する。標準でアナログRGBとDVI-D端子の両方を搭載し、マルチモニタで使用できる。メモリは256MB~2GB、HDDは40GB~250GBを1台または2台搭載可能。OSはWindows XPおよびWindows Vistaの各エディションから選択できる。

そのほか同社では、Endeavor Pro4000 / MR3100 / NJ5000Proの購入時に1GB以上のメモリが最大10,500円安くなるなどの各種キャンペーンを7月9日(22時)まで実施している。

Linux搭載「Endeavor LX」シリーズ初のノートPCも登場

同日、OSとしてTurbolinux FUJI Basicをプリインストールした製品がデスクトップ、ノートそれぞれ1機種ずつ発売された。ミニタワー型デスクトップPC「Endeavor MT7800」をベースマシンにした「Endeavor LX7800」、デスクノートPCの「Endeavor NJ1000」をベースマシンにした「Endeavor LX1000」で、価格はそれぞれ51,450円から、63,840円から。Endeavor LX1000は、同社のLinux搭載PC「Endeavor LX」シリーズ初のノート型モデルとなる。

Endeavor LX7800

Endeavor LX1000

Endeavor LX7800は945Gチップセット搭載のMicroATXマザーボードとミニタワー筐体を採用したデスクトップPCで、CPUはCeleron DからCore 2 Duoまで、その他のパーツも用途に応じた構成を選択可能。Endeavor LX1000はXGA(1024×768)またはSXGA+(1400×1050)表示に対応した15型液晶ディスプレイを搭載し、CPUはCeleron M/Core Duo/Core 2 Duoが選択可能。

なお、Endeavor LXシリーズはオンラインショップでの販売を行わず、コールセンターでの電話受注のみとなっている。