Office 2001で初登場した設定パレットは、Office 2008 for Macで「ツールパレット」に進化した。ツールバーから出現 / 収納されるときの表示効果には、Dockでおなじみの「ジニー」と「スケール」を選択できるなど、Macらしいルック & フィールが引き続き採用されている。使用していない状態が一定時間続くと透過表示されるなど、基本的にはOffice 2004 for Macと同様だ。

変更点としては、ツールパレットの設定パネルがDashboardウィジェット風の半透明な黒になったこと、「書式」と「リファレンスツール」パレットでは表示する項目のON / OFFが可能になったことが挙げられる。「オブジェクト」パレットでは、文書に挿入する写真のサイズを設定することもできる。

ツールパレットを設定するには、ウインドウバー右端の矢印をクリックする。そうすれば、クルリと回転しながら設定パネルが現れるはずだ。

ツールパレットの設定パネルを表示するには、右端の矢印ボタンをクリックする

ツールバーへ収納するときのアクションや、項目の表示 / 非表示などの設定を行う