太陽光といった光や振動、熱などの微弱なエネルギーを採取し、それを電気エネルギーに変換することを可能とする「環境発電」技術。エネルギー(エナジー)ハーベスティング(ハーベスト)とも呼ばれ、IoTの普及に伴い、電力の自給自足を可能とするデバイスの実現に期待が高まっています。そんな環境発電に関する研究ならびに、それを活用した半導体デバイスや技術開発の最新動向についてお届けします。
京大、大気中かつ室温で作製した有機-無機ハイブリッド太陽電池で10%超の変換効率を達成
文科省、2023年度より実施する革新的GX技術創出事業として約500億円を計上
核融合研など、軽水素とホウ素の反応を利用したクリーンな核融合反応を実証
東大など、光触媒を用いた常温常圧下でのグリーンなアンモニア合成法を開発
九大の藤川教授、空気中の二酸化炭素を直接回収する技術の実用化を推進中
太陽光発電や風力発電、スマートエナジー、SiC、GaNなどの次世代エネルギー技術に関する話題をお届けします。