新型コロナウイルス感染症の到来は、オフィスの在り方を再定義する大きなきっかけとなった。

オフィスをなくし完全リモートワークに移行する会社や、あえてオフィス環境に投資しハイブリッドワークを実現する会社など、取り組みは十人十色だ。「出社する場所としてのオフィス」の時代は終わり、世界中の企業はオフィスに新たな付加価値を見出そうとしている。

本連載では、先進的な働き方・オフィス構築を行っている企業に潜入し、思わず「うらやましい」と声を漏らしてしまうその内容を紹介していく。本連載が、「これからのオフィスどうしようか……」と考えている読者の手助けにもなれば幸いだ。

第4回目となる今回は、バイト仲介サービスを手掛けるタイミーのオフィスを紹介する。同社は2月より、本社オフィスを池袋から汐留に移転。約2.5倍に増床された新オフィスには、従業員一人ひとりが生き生きと働けるような仕掛けが散りばめられていた。

  • メインエントランス。しっくいによる左官仕上げや、真ちゅうなどの素材を使用。シンプルで上質な空間を目指したという

    メインエントランス。しっくいによる左官仕上げや、真ちゅうなどの素材を使用。シンプルで上質な空間を目指したという

タイミーの「あのキャラ」がお出迎え

メインエントランスを抜けると、主に来客向けのタイミーラウンジがある。来客用会議室の周囲には、ゆったりとくつろげるソファスペースがあった。

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