2022年夏から使えるようになったMicrosoft Teamsの新機能、共有チャネルを紹介します。チャンルはもともとチーム内のユーザーで共有するものですが、共有チャネルはチーム外のユーザーと共有できる特別なチャネルです。特定のチャネルに対してだけ、チーム外のユーザーとも情報交換したいときに役立ちます。

共有チャネルの作成

共有チャネルを作成してみます。Microsoft Teamsにサインインして、共有チャネルを作成するチームを表示してください。 また、チャネルを作成するユーザーはそのチャネルのチャネル管理者となります。

(1)チームの「…」(その他のオプション)をクリック。
(2)「チャネルを追加」をクリック。

  • 「チャネルを追加」をクリック

(3)作成するチャネル名を入力。
(4)チャネルの説明文を入力。
(5)プライバシー設定のドロップダウンリスト(∨)をクリック。

  • 作成するチャネル名や説明文を入力

(6)ドロップダウンリストで「共有済み…」をクリックして選択。

  • ドロップダウンリストで「共有済み…」をクリック

なお、このドロップダウンリストには以下の意味があります。

メニュー 説明
標準 チーム内のユーザー全員が利用できる。
プライベート チーム内の指定したユーザーだけが利用できる。同じチームのユーザーであっても、チャネル管理者が許可していないユーザーは利用できない。
共有済み チャネル管理者はチーム内外のユーザーに利用を許可できる。

(7)このチャネルの利用をチーム全員に許可するときチェックボックスをオン。
(8)「作成」をクリック。

  • 利用をチーム全員に許可するときチェックボックスをオンにして、「作成」をクリック

「このチャネルをチームの全員と共有する」チェックボックスを外すと、同じチームのユーザーであってもチャネル管理者が許可しなければこのチャネルを利用できません。

(9)チャネルへのアクセスを許可するユーザー名を入力。
(10)ユーザー名を途中まで入力すると該当するユーザー名をリストアップするので、クリックして選択。

  • チャネルへのアクセスを許可するユーザー名を入力

(11)「共有」をクリックしてチャネルを利用するユーザーを追加。

  • 「共有」をクリックしてチャネルを利用するユーザーを追加

手順(9)~(11)を繰り返して、必要なだけユーザーを追加します。

(12)チャネルを利用するユーザーを追加し終えたら「閉じる」をクリック。

  • ユーザーを追加し終えたら「閉じる」をクリック

(13)共有チャネルが作成された。チャネル名の右側に共有アイコンが表示される。

  • 共有チャネルが作成された

チャネルにユーザーを追加する

ただし、Teams Exploratoryライセンスのユーザーでは、前述の方法で自分とのチャットを自作することはできません。

作成済みの共有チャネルにユーザーをさらに追加するときは次のようにします。

(1)共有チャネルの「…」(その他のオプション)をクリック。
(2)「チャネルを共有」をクリック。
(3)追加する単位をクリックして選択。

  • 共有チャネルにユーザーをさらに追加

追加する単位は以下の選択肢になります。

メニュー 説明
ユーザーと チャネルを利用するユーザーを1人ずつ追加する。
チームと チャネルを利用するユーザーをチーム単位で追加する。指定したチームのユーザー全員がこのチャネルを利用できるようになる。設定に当たって、追加するチームの管理者に招待状メールを送信する。
自分が所有するチームと 自分が管理者になっているチームのリストが表示されるので、その中から追加するチームを選択する。

チャネルからユーザーを削除する方法、組織外ユーザーに利用許可を与える方法については、次回紹介します。