2018年5月23日から25日にかけて、パシフィコ横浜にて開催されている自動車技術者のための自動車の最新技術・製品の技術展示会「人とくるまのテクノロジー展2018 横浜」においてコンチネンタルは、「モビリティを素晴らしい空間へ」というコンセプトのもと、自動運転・コネクティビティ・電動化の分野におけるソリューションを展示している。
自動運転の分野においては、120度の視野角で毎秒30回の3D点群を生成することが出来る3Dフラッシュライダーによるデモンストレーションを実施。同製品を用いることにより、視野内の全ピクセルにおいて正確な距離測定をリアルタイムで行うことができ、速度を緩める・速めるなどといった車両の運転方法を決定するための物体リストを生成することが出来るという。
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3Dフラッシュライダーで人を認識している様子。目線や肩、腕の位置なども認識することができる
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同機で作られた3D点群。色によって奥行きを表している
また、コネクティビティの分野においては、直感的なヒューマン・マシン・インタフェース(HMI)、高性能通信、高度な情報マネジメントを可能にする「カーブド・センサスタック・システム」を展示。
同システムは、2つの湾曲したAMOLED(有機EL)インタッチディスプレイとハプティック(触覚)フィードバック、力覚センシング、ジェスチャー認識を可能にするToFカメラが組み合わさったものであり、運転中のドライバーの注意散漫を防止して安全性の向上に貢献する。
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ナビ、メディア、電話、エアコンなどを操作できる。写真は電話番号を入力する様子
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エアコンの操作画面。温度や風向き、風量などを直感的に操作可能
さらに電動化の分野においては、同社が現在開発中のEVソリューションを各種展示。軽量化を実現しさまざまなコンセプトに適応可能な機電一体EV駆動ユニット(Axle Drive System )「EMR3 」や、金属部品を樹脂で代替することに成功した各種部品などが展示されている。
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Axle Drive System EMR3
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軽量化に成功した部品など
