NTT、NTTデータ、NTTドコモビジネス、NTTセキュリティ・ジャパンは11月2日、企業経営者がサイバーセキュリティを経営課題として議論するコミュニティ「Security Trust Forum(STF)」を発足すると発表した。招待制・有償会員制で、NTTセキュリティ・ジャパンが事務局を担う。

経営者がサイバーリスクへの対応や判断を共有

STFでは、企業経営者がサイバーセキュリティに関する課題を議論し、実体験や経営判断の知見を共有する。NTTセキュリティ・ジャパンを事務局とし、NTTデータやNTTドコモビジネスなどの事業会社と連携して運営する。

活動内容は、年2回の経営者向け勉強会、年3回のセキュリティリーダー交流会、次世代経営リーダー向け勉強会で構成する。参加予定企業として、ANAホールディングス、岡三証券グループ、JSR、東京電力ホールディングス、東芝が挙げられている。

NTTグループによれば、デジタル化の進展やAIの能力向上、国際環境の変化などを背景に、サイバーリスクをIT部門だけの課題ではなく、企業価値や成長戦略に関わる経営課題として捉える経営者が増えているという。NTTグループも、社長やCISO(最高情報セキュリティ責任者)を中心とする経営層によるサイバーリスクマネジメントに取り組んできた。

11月27日に第1回会合、AIや経済安全保障も議題に

第1回会合は11月27日に開催する予定だ。NTT代表取締役社長 兼 社長執行役員の島田明氏も参加し、サイバーセキュリティのほか、AI、サプライチェーンリスク、経済安全保障など、経営に直結する課題について議論するという。

NTTグループは、STFを通じて日本企業のサイバーセキュリティ成熟度向上と持続的成長を支援するとしている。