IFSは、エージェント型AIプラットフォーム「IFS Loops」の新機能「IFS Loops Agent Studio」を米国時間4月23日に提供開始。コーディングなどの専門知識を必要とせず、非技術系の業務部門の担当者でも自社の業務に合わせたデジタルワーカーを設定・改善・拡張できるという。

  • IFS Loops Agent Studioの提供を開始

    IFS Loops Agent Studioの提供を開始

Agent Studioでは、文脈の設定やプロセス定義、アクション設計、本番展開前のテストが可能で、運用開始後も成果・例外・パフォーマンス指標の監視やガバナンスの適用、監査可能な状態の維持、段階的な機能拡張に対応する。

IFS Loopsのデジタルワーカーには、業界固有の知見や実績あるワークフロー、AIトラスト制御(セキュリティ・権限・ガバナンスのガードレール)を初期状態から組み込んでいる。組織は立ち上げの複雑さを抑えつつ、業務成果に集中できるとのこと。

あわせてIFSは、フィールドサービス分野に特化した3種のデジタルワーカーも発表した。

「サービス計画アシスタント」は、サービス需要や技術者の稼働状況を継続的に評価して予測スケジューリングと計画立案を支援。「ディスパッチャーアシスタント」は、サービスキューを監視して最適な派遣判断を推奨。「ナレッジマネージャー」は、資産データやサービス履歴、社内文書をリアルタイム解析し、現場技術者に状況に応じた知見をワークフロー内で提供するという。

IFSは、デジタルワーカーを導入した企業から具体的な成果が報告されていることも紹介している。

たとえばグローバル製造企業のEpendionは、サプライヤー受注管理デジタルワーカーの導入により、業務効率を60%向上させ、週20時間を創出できる見込みだという。

ほかにも、圧縮設備を運用するKodiak Gas Servicesは、「資材補充」デジタルワーカーの展開によって年間300万ドルの費用対効果(ROI)を達成。合計9万時間を従業員に還元したとしている。