Neowinは3月29日(現地時間)、「10 common mistakes you should avoid when using Windows 11」において、Windows 11においてユーザーが無意識に陥りやすい「10の一般的な間違い」を公開した。
利便性を求めて独自のカスタマイズを行うユーザーは少なくないが、Windows 11の複雑化に伴い、以前は有効とされてきた対策が逆にシステムの不安定化を招くこともあるという。
Windows 11でやってはいけない操作とは?代表的な10のNG習慣
- 複数のウイルス対策ソフトウェアをインストールする
- 適切な知識がないままWindowsレジストリを変更する
- Windows Updateを無視して放置する
- スタートアップアプリを管理しない
- 大規模なアップデート後に作成される「Windows.old」フォルダーをすぐに削除する
- 定期的にバックアップを取らない
- アプリごとのプライバシー設定に注意を払わない
- PCを無期限に連続稼働させ続ける
- バッテリーの状態を確認せずに放置する
- Windows 11をWindows 10と同様に扱う
以下、いくつか気になるトピックをよく見てみよう。
Windows 11でウイルス対策ソフトを複数入れるとどうなる?動作が重くなる原因
まず、ウイルス対策ソフトについては、標準のMicrosoft Defenderが第三者機関のテストでも高い評価を得ているため、通常はこれ1つで十分な役割を果たしてくれる。他社製品を複数導入して同時に動作させることは、システム内での衝突や誤検知、大幅な動作遅延の原因となる。
なぜレジストリを変更してはいけない?
レジストリの設定変更は上級者向けのWindowsのカスタマイズ手段であり、適切な手順を踏めば隠れた機能の解放が可能となる。しかし、一歩間違えればシステムが起動しなくなる致命的な障害を引き起こすこともある。仕組みを完全に理解していない場合や、出所の不明なカスタマイズツールの使用は控えるべきだ。
Windows.oldフォルダーは削除していい?削除タイミングと注意点
「Windows.old」フォルダーは、大型アップデート後に自動的に生成されるもので、これは不具合が発生した場合の切り札となる。ストレージ容量を確保するためにすぐに削除したい衝動に駆られるが、数日経てばWindowsが自動で削除してくれるので、慌てて削除するのは避けた方がいい。データ保護の観点では、OneDriveや外部ストレージを用いた定期的なバックアップを習慣化することも重要だ。
Windows Updateをしないとどうなる?セキュリティリスクと不具合
Windows Updateでは毎月第2火曜日(いわゆる「パッチチューズデー」)に、セキュリティ修正や不具合修正が配信されている。これらには、外部からの攻撃に悪用される可能性がある脆弱性の修正も含まれる。
一方で、「アップデートで不具合が起きるのでは」と懸念し、適用を先延ばしにするユーザーも少なくない。しかし、更新を長期間適用しないままにすると、既知の脆弱性が放置された状態となり、マルウェア感染や不正アクセスのリスクが高まる。
特に業務利用PCでは、情報漏えいなど重大な被害につながる可能性もあるため、Windows Updateは過度に延期せず、定期的に適用することが重要だ。
スタートアップアプリを放置するとどうなる?起動が遅くなる原因
Windows 11では、多くのアプリが初期設定でスタートアップに登録されており、PC起動時に自動的に起動するようになっている。これにより、バックグラウンドで複数のアプリが同時に立ち上がり、起動時間の遅延や動作の重さにつながることがある。
特に、クラウドストレージやチャットツール、常駐型ユーティリティなどが多い場合、ログイン直後の操作が重くなる原因になりやすい。
スタートアップアプリは「設定」→「アプリ」→「スタートアップ」から確認・無効化できるため、不要なものは定期的に見直すことが推奨される。
Windows 11をWindows 10と同じ使い方をすると何が問題?新機能との違い
Windows 10に慣れたユーザーは、Windows 11への更新に伴って、その使い勝手の変化に戸惑うこともあるだろう。しかしWindows 10での習慣に固執して新機能の利用を避けることは、効率性を損なう結果につながる。Windows 11独自の新機能を積極的に取り入れ、OSの進化に合わせて使い方も更新していく姿勢が大切だ。
