Micronがシンガポールで新たなNAND工場の建設を開始

Micron Technologyは1月26日、シンガポールの既存NAND工場の敷地に新たな前工程施設(ウェハ製造施設)の建設を開始したことを発表した。

AIやデータセントリックアプリケーションに対するニーズの高まりを背景に、今後もNAND市場がしていくことを見据えた投資で、同国初の2階建てウェハ製造工場になる予定だという。

  • Micronの既存NAND工場の外観

    Micronの既存NAND工場の外観。新工場は同じ敷地の空いているエリアに建設されることとなる (出所:Micron)

同社では、この新工場について、継続的な技術移行を支えるための重要な能力を提供し、Micronとして高度なストレージソリューションに対する長期的な需要に対応できる体制を整える取り組みの一環となると説明しているほか、研究開発と製造の併設により、効率性の向上、市場投入までの時間の短縮、そして産学間の研究パートナーシップの深化を実現できる存在となる。

新工場は2028年後半からの生産開始を予定しており、稼働に際しては約1600人の雇用が創出されるとしている。また、同じ敷地内に2027年の稼働を目指してHBM向け先端パッケージング施設の建設も進められており、こちらも約1400人の新規雇用の創出が見込まれるとしている。

なお、新工場は、ファブエンジニアリングとオペレーションに重点を置き、高度な自動化ロボットの活用を含め、AIや先進のロボット工学、スマートファクトリー技術などとの統合により、効率性とイノベーションの向上を目指していく存在になると同社では説明している。