MIKROEがルネサスのマイコン向け開発ツールサポートを開始

マイコン向け開発ツールやコンパイラを提供するセルビアMikro Elektronika(MIKROE)は1月27日(現地時間)、ルネサス エレクトロニクスと複数年のマイコン開発ツールに関するサポート契約を締結したことを発表した。

これにより、MIKROEはルネサスのマイコン向け開発ツールのサポートとして、同社の統合開発環境(IDE)である「NECTO Multi-Architectural IDE」とmikroBUSソケットと完全互換性を有する小型アドオンボード「Click board」を活用することができるようになると説明している。

また、MIKROEが提供するインターネット経由でコードのデバッグを可能とするリモートボードファーム「Planet Debug」にも対応済みで、NECTOがPlanet Debugの組み込みルータと通信する形で、ターゲットボードのMIKROEのインサーキットデバッガ(ICD)「CodeGrip」などとの接続を確立することができるようになるという。

活用に向けた共同キャンペーンの開催なども検討

なお、MIKROEのCEOであるNebojsa Matic氏は、「今回の提携により、開発者は最新バージョンのNECTO Studioをダウンロードするだけで、ルネサスの多くの主要マイコンに対応した開発ツールを利用できるようになる。すでに500種類のマイコンに対応しており、今後登場する新しい製品にも対応する予定で、新製品がリリースされたら、ハードウェアが届くのを待つことなくすぐにNECTO経由でプログラミングとデバッグに着手することができるようになる」とコメントしている。すでにPlanet Debugは欧州ならびに南北アメリカにて展開済みで、今後はルネサスと共同開催のウェビナーなどのキャンペーンを開催するなどの取り組みを通じて、普及を図っていく予定としている。

  • MIKROEのCEOであるNebojsa Matic氏

    MIKROEのCEOであるNebojsa Matic氏。手に持っているのはルネサスのRAマイコン(型番は「RA6M5」。200MHz動作のCortex-M33搭載)を搭載した評価キット「EK-RA6M5」、緑色のボード部分がClick board(同ボードのSystem Control and Ecosystem Access areaの中央にmikroBUS互換のコネクタインタフェースが用意されている。microBUS標準仕様リビジョン2.00に準拠) (画像提供:MIKROE)