半導体市場の単月売上高が過去最高を更新

Semiconductor Industry Association(SIA:米国半導体工業会)は1月8日(米国時間)、2025年11月の半導体月間売上高(3カ月移動平均)が、前年同月比29.8%増、前月比3.5%増の753億ドルとなり、月間売上高として過去最高を更新したことを発表した。

  • 半導体市場の月間売上高推移

    半導体市場の月間売上高推移 (出所:WSTSデータに基づきSIA作成)

SIA社長兼CEOのジョン・ニューファー氏は、「2025年11月の半導体業界は過去最高の月間売上高を記録した。また、主要製品カテゴリー全体で需要が月ごとに増加している。半導体市場は2026年も成長が続き、年間売上高は1兆ドル近くに達すると予測される」と述べている。

日本の地域・国別シェアが5.1%まで低下

地域・国別の売上高を見ると、前年同月比ではアジア太平洋地域/その他地域が66.1%増、米州が23.0%増、中国が22.9%増、欧州が11.1%増と2桁成長を多くが記録したものの、日本は8.9%減と、6カ月連続でマイナス成長を記録することとなった。一方の前月比でも、アジア太平洋地域/その他地域が5.0%増、中国が3.9%増、米州が3.0%増、欧州地域が1.2%増となったものの、日本は0.1%減とマイナス成長を記録している。

地域・国別で売上額を見ると、最大は米州(主に米国)の239.9億ドルで、次いでアジア・太平洋の223.3億ドル、中国の202.3億ドルと続く。WSTSのデータを基に、著者が同月の地域・国の市場シェアを計算したところ、米州31.9%、アジア・太平洋29.7%、中国26.9%、欧州6.5%、日本5.1%と10月の5.2%からさらに下がる結果となった。

  • 2025年11月の世界半導体売上高の地域・国別内訳とシェア

    2025年11月の世界半導体売上高の地域・国別内訳とシェア (WSTSデータを基に著者作成)