激動の日々が続いた2025年も、いよいよ残りあとわずか。4月からおよそ半年にわたって開催され、世界中から2500万人以上の来場者を集めた「大阪・関西万博」が多くの話題をさらった今年は、日本史上初の女性総理大臣の誕生や日本人研究者のノーベル賞ダブル受賞など、大きな歴史の転換点となる瞬間が数多く生まれました。
そんな2025年には、テクノロジー業界でもさまざまな新技術が誕生し、新たな動きも数多く見られました。そこでTECH+では、テクノロジーチャンネルの主要カテゴリで今年公開された記事のアクセス数をもとに、注目ニュースランキングを作成! 今回は、“半導体”カテゴリで2025年に話題を呼んだ記事をご紹介します。
半導体カテゴリの2025年注目記事トップ10はこちら!
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1位:2024年の半導体製造装置メーカーランキングトップ10、日本勢は4社がランクイン CINNO調べ
- 2位:TSMCが2025年の優秀サプライヤ30社を表彰、日本勢は13件で最多獲得を達成
- 3位:2024年の半導体製造装置企業売上高ランキングトップ15、日本系は6社がランクイン TechInsights調べ
- 4位:半導体製造装置サプライヤ顧客満足度ランキング2025トップ10、日本勢は合計9社がランクイン
- 5位:2025年第1四半期の半導体企業ランキング、日本勢トップはキオクシア SI調べ
- 6位:半導体露光装置大手3社の決算まとめ - AI好調もEUV失速、ASMLの後工程参入で競争激化も
- 7位:ローム、半導体製造を担う国内グループ新会社2社の社名を決定
- 8位:2024年の半導体企業売上高ランキング上位25社、日本勢トップは15位のソニー TechInsights調べ
- 9位:半導体露光装置大手3社の決算まとめ - 独走するASML、互換液浸に賭けるニコン、ドライ機参入のキヤノン
- 10位:2025年の半導体産業はどうなる? 注目が高まる日本地域
生成AIが日常の一部として浸透し、もはや当たり前の存在となってきたこの1年。今では“エージェントAI”や“フィジカルAI”など新たなAIの形が登場し、各企業が開発競争を続けています。そうした中、半導体業界においてもAIの性能向上に貢献する先端半導体がトレンドとなっていた一方、需要の急拡大に伴って半導体の生産性向上に対する要求が高まりを見せており、ランキングの上位を「半導体製造装置」に関する話題が占める結果となりました。
特に関心を集めているのは、トップシェアを独走するASMLをニコンとキヤノンが追いかける状況が続く半導体露光装置。2月と11月に公開された3社の決算状況に関する記事はどちらも上位にランクインしており、年間を通じて高い注目度がうかがえました。
またこのほかにも、ソニーセミコンダクタソリューションズへの取材を通じて、今や社会に不可欠なセンサのメカニズムや秘密に迫る連載企画「CMOSセンサーのしくみ・技術のふしぎ」や、4月にパイロットラインの稼働が開始したRapidusに関するニュースなど、国内半導体企業に関する注目が高いことが改めてわかりました。
留まることを知らないAI技術の発展に伴って、果てしない技術開発競争が来年も続くと予想される半導体業界。ついに2nm世代の製品が市場に登場してくると予想される一方で、引き続き地政学的リスクに対する懸念も生じる可能性があり、2027年の半導体業界もさまざまなニュースが飛び交うことになりそうです。
どんな新技術が生まれるのか、そして日本企業は世界市場でどのような活躍を見せるのか。弊誌では2027年も引き続き最新の業界ニュースを取り上げてまいりますので、ぜひご注目ください!