宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H3ロケット8号機の12月17日の打ち上げを中止した。発射直前になって打ち上げカウントダウンが停まり、「設備系に異常が発生したため」として打ち上げ中止を決めた。続報が有り次第更新する。
【更新・追記】JAXAは12月17日14時から記者会見を開き、冷却水設備に不具合があり緊急停止したことを説明した。詳細は別記事を参照のこと。(12月17日 17:30)
H3ロケット8号機による準天頂衛星システム「みちびき5号機」の打ち上げは、当初12月7日を予定していたが、「第2段に搭載している慣性センサユニット(IMU:Inertial Measurement Unit)に確認が必要な事象が認められた」としていったん延期。調査の結果、原因を特定し対策処置を完了したとして、打ち上げ日時を12月17日11時00分~12時00分に再設定した。
打ち上げ時刻についてはその後、11時10分00秒に設定され、あわせて打上げ時間帯も11時10分00秒~11時24分30秒へと再設定。さらに17日午前になって「最新の解析結果」を踏まえ、1分後ろ倒しの午前11時11分00秒に変更していた。
17日のライブ中継では、打ち上げカウントダウンは順調に進んでいたが、発射30秒前頃のウォーターカーテン散水開始のアナウンス後、発射17秒前になってカウントダウン音声が止められ、発射時刻になってもSRB-3と第1段エンジンに着火しないまま配信が継続。その後、「設備系に異常が発生したため、本日の打ち上げを中止する」との案内が行われた。


