低消費電力な電力モニターが登場

Microchip Technologyは12月3日(米国時間)、バッテリー駆動デバイスやエネルギーに制約のあるアプリケーションでは、電力監視プロセス自体で余計な電力を消費する事なく、消費電力を追跡、監視するニーズに対応するデジタル電力モニター「PAC1711」および「PAC1811」を発表した。

  • デジタル電力モニター「PAC1711」および「PAC1811」

    デジタル電力モニター「PAC1711」および「PAC1811」のパッケージイメージ (出所:Microchip)

ウォッチドッグ周辺モジュールとしても活用可能

2製品ともに、毎秒1042サンプルの動作条件の場合、同等ソリューションと比較して消費電力を半分に削減することが可能。また、PAC1711は42V対応の12ビットシングルチャンネル製品、PAC1811は16ビット製品で、前者は8ピン、後者は10ピンのVDFN(超薄型デュアルフラットリードレス)パッケージを採用しながら、広く普及しているスモール・アウトライン・トランジスタ(SOT23)-8パッケージとピンとフットプリントの互換性を確保しているため、開発者はセカンドソースを容易に選定でき、アップグレードや既存システムへの組み込みもスムーズに行うことができるようになるという。

さらに、電力超過イベントをリアルタイムで通知するシステムアラート機能や長期平均値の変動を検出する特許出願中のステップアラート機能といった機能をマイコンと独立したウォッチドッグ周辺モジュールとして備えており、特にステップアラート機能は、電圧値と電流値の移動平均を保持して、ユーザー定義の有意な変動を検出した場合にマイコンに通知してアクションを促すことを可能とするとしている。加えて、電力使用量のサンプリング間隔を8秒ごとにするスローサンプルピンオプションを利用することで消費電力のさらなる低減を図ることもできるともしている。

なお、PAC1711は、VDFN-8パッケージ(PAC1711T-1E/3P)またはVDFN-10パッケージ(PAC1711T-2E/9Q)にて、PAC1811は、VDFN-8パッケージ(PAC1811T-1E/3P)またはVDFN-10パッケージ(PAC1811T-2E/9Q)にてすでに提供が開始されており、単価はPAC1711 VDFN-8オプションで1万個注文時で0.58ドルからとしているほか、評価用ボード「PAC1711-Click」については15.00ドルとしている。