Infineon Technologies(インフィニオン テクノロジーズ)は、同社のマイコン「PSOC Edgeファミリ」によるNVIDIAのAIツールキット「NVIDIA TAO」モデルのサポートを発表した。

PSOC Edgeは、Arm Cortex-M55プロセッサとNPU「Ethos-U55」を搭載することで、エッジAIニーズに対応することが可能なマイコン。

今回のNVIDIA TAOのサポートにより、NVIDIA TAOの機能がツール、ライブラリ、文書化を含む包括的な開発エコシステムとともにPSOC Edgeファミリ全体で利用可能となるほか、微調整ツールキットと組み合わせることで、高精度のビジョンAIモデルの作成、カスタマイズ、最適化、搭載が簡素化でき、エッジAIにおけるアプリケーションのイノベーションを加速することが可能になるとInfineonでは説明している。

なお、同社のIoT、コンピューティング、ワイヤレス(ICW)担当シニアバイスプレジデントであるスティーブ・タテオシアン(Steve Tateosian)氏は今回のサポートについて「NVIDIA TAOをPSOC Edgeポートフォリオに統合することにより、開発者はネットワークのエッジで動作して現実世界の課題を迅速かつ高精度で解決する、よりスマートで効率的なシステムを作成することが可能になることから、産業オートメーション、医療、自動車、スマートIoTソリューションにおけるML対応アプリケーションを市場に投入するまでの時間を短縮できるようになる」とそのメリットを説明しているほか、NVIDIAのロボティクスおよびエッジ コンピューティング担当バイスプレジデントであるディープー・タラ(Deepu Talla)氏も「NVIDIA TAOは、コンピュータビジョンモデルとワークフローの微調整における最新の成果をエッジにもたらすことができ、今回のPSOC EdgeへのNVIDIA TAOの統合は、さまざまなデバイスにわたってカスタマイズされたAIの開発と搭載を簡素化するものである」と説明している。