三菱重工機械システムは、建築研究所(茨城・つくば市)が備えている、地震の揺れを再現する振動台の更新工事を完了して引き渡したと1月31日に発表。従来の油圧式に代わり、サーボモーターを使った電動式を新たに採用し、消費電力は従来比約90%削減を見込む。搭載する実験模型の大型化・質量増にも対応する。

  • 建築研究所の振動台

今回更新した振動台は、建築物の実験模型を鋼製のテーブル上に設置し、実際に観測された地震の揺れを発生させることで建築物の耐震安全性を評価する試験装置。

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