サイバーセキュリティクラウドは2月4日、大学生がサイバーセキュリティの重要性を楽しく学ぶことを目的としたキャリア発見プロジェクト「Cybus(サイバス)Cyber × Campus」を開始したことを発表した。
サイバス Cyber × Campusについて
サイバーセキュリティクラウドは2022年11月に立ち上げた「キャリア発見プロジェクト」の一環として、学校で出張講義を行うなどサイバーセキュリティ業界の理解促進に取り組んできた。
今回新たに開始する「サイバス」は従来の講義形式とは異なり、大学生がより身近にサイバーセキュリティを感じながら学べる場として企画したという。ゲームやディスカッションの要素を取り入れることで、セキュリティに馴染みがない学生でも理解を深められるよう設計した。
イベント当日の様子
「サイバーセキュリティをゲームで学ぼう!」では、ゲームを通じて日常生活に潜むサイバーリスクやセキュリティ対策を学ぶワークショップを実施。今回のイベントでは、サイバーセキュリティを専攻していない学生も多く参加し、身近なサイバー攻撃の事例を盛り込んだボードゲームを実施した。
ゲームは3人1組の対抗戦形式で、大学1~2年生を中心に34人が参加。ゲーム中には戦略を練る姿やチームメンバー同士の活発なやり取りが見られたそうだ。実際に自分の身に起きたらどう行動すべきか?などの項目で学生同士が積極的に意見を話し合った。
「実は身近なサイバー攻撃を学ぶ講義」では、近年増加しているサイバー攻撃の種類や被害の原因と対策、サイバーセキュリティ業界の現状や成長性についてワークショップで学んだ。
ワークショップでは疑似フィッシングサイトと本物のサイトの比較など、身近でも起こり得るサイバー攻撃をデモ形式で体験し、サイバー攻撃の被害に遭う原因と対策について考えた。