ステランティスとInfineon Technologies(インフィニオン テクノロジーズ)は、クリーン、安全、かつ手頃な価格のモビリティをすべての人に提供するというステランティスの目標をサポートすることを目的として、ステランティス製電気自動車(EV)のパワーアーキテクチャに関して協業していくことを発表した。
この協業に基づき、両社は次世代のパワーアーキテクチャの開発に向けて、以下の主要な供給および生産能力予約契約を締結したという。
- PROFETスマートパワースイッチ:従来のヒューズに代わって配線を削減し、ステランティスがインテリジェントなパワー ットワーク管理を実装する最初の自動車メーカーの1社となることを可能にする
- SiC半導体:ステランティスのパワーモジュール標準化の取り組みをサポートし、コストを削減しながらEVの性能と効率を向上させる
- AURIXマイクロコントローラ:第1世代のSTLA Brainゾーンアーキテクチャが対象
なお、両社はステランティスのソフトウェア定義車両(SDV)を可能にする、次世代のスケーラブルかつインテリジェントなパワーアーキテクチャを確立するための共同パワーラボを実現し、協力関係を拡大するプロセスも進めているという。