弥生は9月26日、中小事業者の支払い効率化とキャッシュフロー改善を支援するB to B決済サービス「弥生 請求書カード払い」を正式リリースしたことを発表した。これにより、取引先から受け取った請求書をカード(クレジット・デビット・プリペイド)で支払うことができるようになる。支払い業務を効率化するとともに、該当する請求書に対する実質的な支払いを最大60日後とできるためキャッシュフロー改善が見込めるという。

  • 弥生 請求書カード払いをリリースする

    弥生 請求書カード払いをリリースする

弥生 請求書カード払いのサービス利用に財務審査は不要で、業種や事業者情報、入金に利用する口座情報の登録により利用を開始できる。支払いたい請求書をサービス画面からアップロードし、振込実施日や振込先口座などの必要情報を登録することで、最短即日で請求書の支払いが実施される。取引先への振込は事前に指定した口座名義で行われるため、取引先にはサービスを利用したことが伝わらないという。

弥生 請求書カード払いは9月17日から弥生製品ユーザーに向けた先行リリースを開始しており、今回サービスの正式リリースに至った。なお、正式リリース記念として2025年1月7日までの期間限定でサービス決済手数料を2.7%で提供する。

利用対象は法人または個人事業主。手数料として利用金額の3.5%。ただし、上記の通りキャンペーン期間中に限り2.7%となる。最低支払手数料は390円。対応カードはVisaおよびMastercardブランド。