pdc、日本初の配合で差別化 スキンケアブランド「DERMAAID」を発売

スキンケアやメークアップ用品を販売するpdcは8月20日、スキンケアブランド「DERMAAID(ダーマエイド)」の販売を開始した。ウェブ広告、インフルエンサーマーケティング、オフラインを活用して、ブランドの認知拡大に注力していく。

「DERMAAID」は美白効果とシワ改善効果のある有効成分「ナイアシンアミド」、美白効果を持つ有効成分「トラネキサム酸」、肌荒れ防止の有効成分である「パンテノール」を配合している。

「『ナイアシンアミド』『トラネキサム酸』『パンテノール』の3つの有効成分を配合したシワ改善有効成分配合の医薬部外品は日本初。それだけで他社と差別化を図れている」(マーケティング本部 ブランド戦略部 商品戦略1課 砂川友里江主任)と強調する。

今回、ローション、エッセンス、クリームの3種類を発売した。普段使用しているスキンケア用品と併用することが可能な商品だという。

豊富な有効成分を配合しているが、3商品とも2000円台で販売している。商品の外箱の価格を工夫することで、低価格帯での販売を実現した。

8月20日から、自社ECサイトと楽天市場店で予約販売を開始した。同26日からは、ロフトやプラザでも販売している。9月24日から、バラエティーショップでの通常販売を開始する。

▲3つの有効成分を配合したシワ改善有効成分配合の医薬部外品

9月7日に大阪で開催する「ロフト コスメフェスティバル 2024AW」でも「DERMAAID」を披露する。インフルエンサーや芸能人が多く集まるイベントで商品を紹介し、認知拡大につなげていく狙いだ。

オンラインでは、ウェブ広告やインフルエンサーマーケティングは実行しつつ、新商品発表会など、新たな認知施策を実施していく。

「他のブランドもそうだが、ここ2年間は効果的な認知施策を展開することが難しくなっている。今年からは『DERMAAID』だけでなく、他のブランドでも工夫した取り組みを実施していく必要があると思っている」(同)と話す。

インフルエンサーマーケティングでは、商品の投稿数が多い「量」を追い求めていくか、投稿内容を重視する「質」を追い求めていくか、最適な販促方法を見極めていくという。