昨今、 プライバシーを保護するため、ユーザーが訪れたWebサイトとは異なるドメインから発行されるサードパーティーCookieに対する規制が厳しくなっている。そのため、サードパーティーCookieを利用したWeb広告の配信や効果測定が難しくなっているが、企業では他社のデータを活用の必要性が高まっている。

そこで、企業がプライバシーを確保しつつ、データ活用を進めるための手として、データクリーンルームが注目を集めている。データクリーンルームとは、プライバシーに配慮した安全な環境で、パートナー企業が保有する顧客データの分析ができるクラウド環境を指す。

これまでに、ヤフーSnowflakeがデータクリーンルームの提供を開始しているが、今年8月にNTTドコモがデータクリーンルームの提供を始めた。

そして、NTTドコモはこのほど、データクリーンルームに関する説明会を開催した。同社のデータクリーンルームはどのような特徴を備えているのだろうか。

ドコモのマーケティングソリューションの戦略

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