GMOインターネットグループは2月5日、グループの非エンジニアのパートナー(従業員)を対象に、リスキリング施策として、短期AI人財育成プログラム「虎の穴」を開始したことを発表した。

  • 虎の穴のイメージ

    虎の穴のイメージ

プログラムの概要

これまで、新たな業務効率化システムを導入する際は、エンジニアがプロジェクトに入りシステム構築を行っていたそうだが、今回、非エンジニアが同プロジェクトへ参加することで、リスキリングの一環としてAI活用スキルを身に着け、現場のパートナー自身で業務効率化や自動化のツールを作成することが可能になる。

同プログラムは、2024年2月~2025年1月にかけて4タームに分けて実施される。1タームを3ヶ月間(12週、合計約120時間)とし、Zoomで実施するため人数制限は設けない。

GMOインターネットグループのAI知識・スキルが豊富なパートナーが講師となり、AIやノーコード、ローコードの技術(ChatGPT Plus・Microsoft Power Automate Desktop・Slack ワークフロー)について講義を行うことで、非エンジニアでも業務の効率化・自動化ツールを自分で作成するスキルを身に着けることを目的としているという。

また、プログラム参加者が伝道師となり学び得た知識を自組織に共有することで、パートナー全員がAIを使いこなすことができる「AI活用No.1企業グループ」となることを目指していきたい構え。