exaBase 採用アシスタントを提供開始

エクサウィザーズは12月18日、生成AIを活用した採用業務効率化サービス「exaBase 採用アシスタント」のベータ版を年内に提供開始することを発表した。同社が持つ生成AIを応用したサービス開発の経験とHR Tech領域で蓄積した知見やデータを掛け合わせたものだという。同社が企業業務の効率化を支援する「AIアシスタントシリーズ」の第2弾として展開するという。

  • エクサウィザーズが採用領域に参入する

    エクサウィザーズが採用領域に参入する

採用担当者は一人一人の候補者と向き合えるように

同サービスは生成AIと独自のデータベース、および個社ごとの要件を組み合わせて求人票を自動生成する機能を持つ。また、スカウトメールの自動生成機能や書類選考サポート機能なども今後追加予定とのことだ。

採用担当者が同サービスを利用することで、従来は数時間を要していた求人票作成業務を数分程度で完了できるようになるという。効率化して生み出した時間を求職者との対話に充てるなど、一人一人の候補者に向き合った採用活動につなげられるとしている。

exaBase 採用アシスタントの特長

同サービスに募集ポジションや求める人物像に関するキーワードなどの情報を入力すると、事前に登録したホームページや中期経営計画などの企業情報も加味しながら、AIが求人票を自動生成する。採用経験の浅い採用担当者でも、必要な情報を記載した求人票を短時間で作成できる。

それぞれのポジションに必要なスキルや経験など、エクサウィザーズが持つ独自のデータベースを活用し、職種や職位に応じて市場感に合った項目をAIが選択する。担当者のスキルや経験に依存せずに、品質を担保した求人票を生成できる特徴があるとのことだ。また、このデータベースを使うことで生成AI特有の不自然な言い回しを防ぎながら自然な日本語での出力を可能にしているという。