SEMIは6月6日(米国時間)、2023年第1四半期の半導体製造装置市場を発表した。
それによると、同四半期の売上高は前年同期比9%増の268億1000万ドルとなったという。
国・地域別では中国が同23%減の58億6000万ドル、その他地域が同18%減の10億6000万ドルと2桁のマイナス成長を記録した一方で、北米が同50%増の39億3000万ドル、台湾が同42%増の69億3000万ドルと大幅なプラス成長を記録したことから、全体では1桁のプラス成長となった。
前四半期比で見ると、トップの台湾のほか、2位の中国、3位の韓国のいずれもがマイナス成長を記録したが、4位の北米が前四半期比51%増と大きく伸ばした結果、全体としては同3%減の小幅なマイナス成長にとどまった。
中国は前年同期は世界最大の半導体製造装置販売地域であったが、米国の対中半導体輸出規制の影響などもあり、減速傾向にある。