キオクシアは5月17日、同社のEDSFF(Enterprise and Datacenter Standard Form Factor)のE3.Sフォームファクタを採用したNVMeデータセンターSSD「KIOXIA CD7 E3.Sシリーズ」が、Hewlett Packard Enterprise(HPE)の次世代サーバやストレージ製品に採用されたことを発表した。

CD7 E3.Sシリーズは、PCIe 5.0インタフェース向けに開発されたNVMe 1.4対応データセンターSSDで、同社ではドライブあたりのフラッシュストレージ密度を高め、電力効率やサーバラックの高密度化を向上させることが可能となると説明している。

今回、HPEでは同シリーズをHPE ProLiant Gen11サーバ、HPE Alletra 4000 データストレージサーバ、HPE Synergy 480 Gen11コンピュートモジュールなどに採用するとしている。

なお、同シリーズは、1920GBから7680GBまでの容量ラインアップが提供されており、1DWPDの性能でリードインテンシブな用途に適しているとキオクシアでは説明している。

  • 「KIOXIA CD7 E3.Sシリーズ」

    「KIOXIA CD7 E3.Sシリーズ」の外観