フィッシング対策協議会(Council of Anti-Phishing Japan)は4月25日、「フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan|ニュース|緊急情報|国土交通省をかたるフィッシング (2023/04/25)」において、国土交通省を偽るフィッシングの報告を受けていると伝えた。

今回確認されたフィッシングはメールではなく、ショートメッセージサービス(SMS: Short Message Service)で被害者に接触してくるという。SMSで誘導している偽サイトとしては、次のURLが挙げられている(下記以外のURLが使われている可能性もある)。

  • http://●●●●.duckdns.org/

報告されている詳細内容は次のとおり。

  • 国土交通省を装って重要なお知らせがあるといったショートメッセージサービス(SMS: Short Message Service)が送られてくる。リンクが掲載されており、リンク先はフィッシング詐欺サイトになっている。フィッシング詐欺サイトは自動車税の督促状を模し、Vプリカ発行コードの窃取が行われる
  • 2023年4月25日の時点で、フィッシングサイトは稼働している
  • フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan|ニュース|緊急情報|国土交通省をかたるフィッシング (2023/04/25)

    フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan|ニュース|緊急情報|国土交通省をかたるフィッシング (2023/04/25)

フィッシング詐欺に使われているWebサイトは一見しただけで判別することが難しい。真偽の確認を行うには、メールやメッセージに含まれているリンクからたどるのではなく、公式アプリやWebブラウザに登録したブックマークなどからアクセスするなどの操作を行い、確認を行うことが望まれる。