TwitterがCEOを務めるElon Musk(イーロン・マスク)氏の下でAIへの取り組みを進めており、ChatGPT対抗を目指すべく、大量のGPUを購入したようだ。
最近、マスク氏は1万個のGPUを購入したという。少し前には、元DeepMindで大規模言語モデル(LLM)プロジェクトに関わったというAI研究者数人も起用している。Twitterには2つのデータセンターがあり、1万個のGPUはその1つで利用するとのこと。
同氏は、ChatGPTのようなジェネーティブAIの開発を考えているというが、まだプロジェクトは早期段階にあるようだ。
GPU購入はマスク氏のコミットを示す一方で、ジェネレーティブAI開発の目的などについては不明確な模様だ。潜在的な分野として検索機能の改善、ターゲット広告コンテンツの生成などが考えられるとしている。
一方で、マスク氏は3月22日に大規模なAI実験を6カ月停止しようと呼びかける公開書簡に署名している。Endgadetは、同氏はChat GPTの開発元であるOpenAIの共同創業に関わっているものの、OpenAIのCEO、Sam Altman氏と個人的な確執があるとレポートしている。