アステリアとCO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「アスゼロ」を提供するアスエネは2月15日、データ連携ツール「ASTERIA Warp」(Warp)のサブスクリプション型製品の販売代理店である「ASTERIA Warp サブスクリプション パートナー(ASP)」契約を締結したと発表した。
「Warp」は100種類以上の連携アダプターを使って、SAP ERP(統合業務システム)やMicrosoft Dynamicsなどの基幹システムや各種クラウドサービスなど、さまざまなシステムに格納されたデータとの連携を実現するもの。
今回のパートナー契約締結は企業活動における正確なCO2排出量の可視化を推進するためのもので、Warpを介してアスゼロとあらゆるデータがノーコードで連携するデータ連携フレームワークが構築されるという。また、「アスゼロ」の導入企業はSAP ERPなどの社内システムから「アスゼロ」に自動でデータを連携することが可能になり、手動でのデータ入力を自動化することで入力ミスや工数を削減し、より正確なCO2排出量の可視化が実現されるとしている。「アスゼロ」で算出したCO2排出量のデータは、CDP、TCFD(機構関連財務情報開示タスクフォース)、SBTiなどの環境イニシアチブへの報告にも活用可能。
今後はより多くの管理ツールとのAPI連携を予定しており、多様なシステムや管理ツールと「アスゼロ」との連携により、データ活用による脱炭素経営を推進することで、持続可能な社会づくりの実現に向けて協業していく方針。