NTT東日本神奈川事業部は2月6日、横須賀市の「新たな人材活用による中小企業支援モデル」において、横須賀市・神奈川県プロ人材活用センターからの人材支援依頼の紹介を通じて、社会福祉法人興寿会に対して、パラレルワークを活用した人材支援を1月16日から開始したことを発表した。
パラレルワークとは、人材育成および社員のスキル・経験による活躍の場の提供と、人材支援を通じた地域企業成長促進を目的に2つ以上の仕事に同時に携わる働き方のこと。
同社による人材支援は、人材育成および社員のスキル・経験による活躍の場の提供と人材支援を通じた地域企業成長促進を目的として行われる。具体的には、2名が3カ月間、顧客事務所およびリモートワークにて勤務内に週1回程度、社内パラレルワークにて実施する予定だという。
同社は今回の取り組みを通じて、介護記録などの事務作業効率化や、職員間のコミュニケーション効率化を図ることで、本来大切にしたいご利用者と触れ合える時間を増やし、ご利用者の生きがいづくりに貢献していきたい考え。また、施設にはITに強い職員が少ないことから、職員レベル・運用に応じた改善策の検討・施設定着への支援にもつながるとしている。