Q-Successから2023年1月のWebサイト向けCMS (Content Management System)のシェアが発表された。2023年1月はCMSを使っていないWebサイトの割合が減少したほか、WordPressの増加とShopifyの減少が確認された。インターネット全体では、CMSを使っていないWebサイトの割合が減り続ける傾向が続いている。

これまで増加傾向を示してきた2位のShopifyは2022年に入ってから横ばい傾向へ転じ、2022年後半へ向けて下落傾向へ転じてきた。WordPressは細かい増減を繰り返しながら横ばいに傾向を続けている。これまで強い増加傾向を続けてきたWordPressはこのところシェアの上で頭打ちを見せており、横ばいの動きを見せている。

  • 2023年1月Webサイト向けCMSシェア/円グラフ

    2023年1月Webサイト向けCMSシェア/円グラフ

  • 2023年1月Webサイト向けCMSシェア/棒グラフ

    2023年1月Webサイト向けCMSシェア/棒グラフ

  • Webサイト向けCMSシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサイト向けCMSシェア推移グラフ 資料:Q-Success

順位 CMS 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 None 32.4% 32.8%
2 WordPress 43.1% 43.0%
3 Shopify 3.9% 4.0%
4 Wix 2.4% 2.4%
5 Squarespace 2.0% 2.0%
6 Joomla 1.8% 1.7%
7 Drupal 1.2% 1.2%
8 Adobe Systems 1.1% 1.1%
9 Google Systems 0.8% 0.8%
10 Bitrix 0.8% 0.8%
11 PrestaShop 0.7% 0.6%
12 Webflow 0.6% 0.6%
13 OpenCart 0.5%

Q-Successは、上位1000万のWebサイト(2013年6月までの上位100万)を調査対象としており、Alexaによって提供されたWebサイトの人気ランキングの3カ月の平均順位を用いている。