SEMIによると、2022年第3四半期の半導体製造装置市場は前四半期比9%増、前年同期比7%増の287億5000万ドルとなったという。
このプラス成長は、2022年の成長予測に沿ったもので、前四半期比9%増という伸び率については、半導体産業のファブ生産能力を増強して世界の長期的成長と技術革新を支えようとする決意が反映されたものであるとSEMIでは説明している。
なお、国・地域別で見ると、最大市場は中国で前四半期比19%増、前年同期比7%増の77億8000万ドル、2位は台湾で前四半期比9%増、前年同期比1%減の72億8000万ドル、3位は韓国で前四半期比17%減、前年同期比14%減の47億8000万ドルとなっており、以降、北米が前四半期比1%減、前年同期比14%増の26億1000万ドル、日本が前四半期比55%増、前年同期比21%増の25億5000万ドル、その他地域が前四半期比67%増、前年同期比54%増の20億8000万ドル、欧州が前四半期比10%減、前年同期比92%増の16億7000万ドルとなっている。