独Robert Boschは、先進運転支援システム(ADAS)向けSoCの開発強化に向け、オランダの高周波半導体ファブレス「Semiconductor Ideas to the Market(ItoM)」を買収する計画を発表した。

ItoMは、1998年にPhilipsのエンジニアたちにより設立された高周波半導体コンポーネントを開発するファブレス半導体メーカー。Boschでは、高周波回路を搭載した車載SoC開発の強化を目指し、ItoMのエンジニア30人を中心に、オランダのアイントホーフェンならびにエンスヘデの2つの開発拠点の拡張を図るとしている。

なお、両社は、買収価格などの取引の詳細は開示しないことで同意しているほか、買収そのものについては、独占禁止法規制当局の承認を経て、完了するとしている。