新サービス「TANITA FIT」の利用シーンのイメージ(同社資料より)

新サービス「TANITA FIT」の利用シーンのイメージ

健康総合企業であるタニタは、プロ仕様体組成計で計測した会員などのデータをクラウド上で管理するサービス「TANITA FIT(タニタフィット)」を8月1日より提供することを発表した。事業者向けに展開する同社の体組成計「MC-780A」シリーズを活用し、無料の専用アプリケーションをインストールしたタブレット端末とBluetoothで接続して、計測データをクラウドに送信。事業者の会員となるユーザーは、PCやスマートフォンで専用サイトにアクセスし、計測データをいつでも閲覧できるようになる。良好な場合は「緑」、やや注意が必要な場合は「黄」、注意が必要な場合は「赤」のようにひと目でわかる方法で全17項目の計測結果が可視化され、イラストでのナビゲート機能なども備えるアプリを通じて、いつでも自身の身体の状態や変化をデータで確認できる。料金は1アカウント(体組成計1台)で年間3万9600円、管理できる会員数に制限は無い。

フィットネスやエステサロンなどプロ仕様体組成計を導入する施設では、計測結果をその場で閲覧する、印刷するに留まるケースも多く"自宅でも計測データを確認したい""自身のからだの変化の推移が知りたい""他店も利用できるように系列店でも計測データを共有してほしい"といった声も多く、会員制ビジネスを展開する事業者のニーズに応える新サービスとして提供する。

  • 「TANITA FIT」のタブレット端末による計測画面(同社資料より)

    「TANITA FIT」のタブレット端末による計測画面(同社資料より)