情報処理推進機構(IPA: Information-technology Promotion Agency, Japan)は7月8日、「Windows 8.1 のサポート終了に伴う注意喚起:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構」において、2023年1月10日(米国時間)をもって次のオペレーティングシステムのサポートが終了するとして、注意を呼びかけた。

  • Windows 8.1
  • Windows 8.1 のサポート終了に伴う注意喚起:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

    Windows 8.1 のサポート終了に伴う注意喚起:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

次のオペレーティングシステムはすでにサポートが終了しているが、拡張セキュリティ更新プログラム(ESU: Extended Security Update)の提供を受けている場合は、まだサポートが提供されている。しかし、これらオペレーティングシステムに関しても、2023年1月10日(米国時間)をもって拡張セキュリティ更新プログラムが終了する。

  • Windows 7 ESU
  • Windows Server 2008 ESU
  • Windows Server 2008 R2 ESU

セキュリティサポートが終了した製品は、脆弱性が発見されても修正プログラムの提供は行われない。こうしたオペレーティングシステムを使い続けることはセキュリティの面でリスクを伴う。また、サポートが終了したオペレーティングシステムで動作するサードパーティ製ソフトウェアもサポートが終了していくことが考えられるため、こちらに関してもリスクを抱えることになる。

IPAはこうしたリスクへの対策として、サポートが影響されている後継のオペレーティングシステムまたは代替のオペレーティングシステムへ移行することを挙げている。