OKIは、2021年12月に発表した海洋音響関連事業子会社2社の合併を完了し、2022年4月1日に「OKIコムエコーズ」を設立したことを発表した。
OKIコムエコーズは、海洋に代表される厳しい環境で動作する機器の設計・製造・販売・保守を主に手掛け、製品やシステムに耐熱や耐寒、防水、防塵、耐衝撃といった耐環境性を付与する技術である「ラギダイズ技術」に強みを持つ「静岡沖電気」と、国内唯一の水中音響計測施設「固定式計測バージ」を持ち、海洋機器の計測・試験・コンサルなど海洋計測エンジニアリング技術に強みを持つ「オキシーテック」の統合により設立された新会社。
合併元となる2社の強みを最大限に活かすことで、OKIコムエコーズでは、各種情報通信装置および電子部品の開発、設計、製造、販売、保守、海洋、湖沼、河川などに関する計測、調査、試験並びにコンサルティングを主な事業とし、海洋資源の保全、海洋データの収集および海洋事業者に向けたインフラ活用サービスといった新たな事業も展開してきたいとのことだ。