DNPは4月1日、スマートフォン用アプリを使って社用車の利用予約や車の鍵の非対面での受け渡し、日常点検などの記録が行える「社用車管理サービス」の提供を発表した。同サービスは、東海理化の「FREEKEY社用車予約」と、DNPの「安全運転管理アプリケーションmamoru」を組み合わせたものだ。

  • 「FREEKEY社用車予約」(左)と「安全運転管理アプリケーションmamoru」(右)

同サービスでは、社用車の予約や車両ドアの施錠・解錠、社内に設置された専用ボックスからの車両鍵の取り出し、日常点検の入力までをスマートフォンで実施できる。車両鍵は車載デジタルキーボックス「FREEKEY Box」で保管される。同キーボックスは車両への取付工事が不要で、さまざまな車両メーカーに対応している。

  • 社用車管理サービスの利用の流れ

また、運転者自身によるアルコール検知器を使用した飲酒検査と検査結果の入力、日常の点検結果の入力なども可能だ。

車両管理者はWeb画面や専用ツールを用いて車両の利用実態や飲酒検査の実施記録管理など、社用車管理業務を行える。

2022年夏には、10月に施行予定の道路交通法施行規則の改正に対応するメニューを加える予定だ。