米CrowdStrike Holdingsの日本法人であるクラウドストライクは3月14日、フルマネージド型アイデンティティ脅威保護ソリューション「Falcon Identity Threat Protection Complete」を発表した。

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「Falcon Identity Threat Protection Complete」は、Falcon Identity ThreatモジュールとFalcon Completeマネージドサービスを組み合わせることで、アイデンティティベースの脅威防止とITポリシーの適用を実現し、エキスパートによる管理、監視、修復を提供するもの。

Falcon Identity Threat Protection の自動保護機能、リアルタイム検知機能を利用できるほか、Falcon Complete のエキスパートインシデント対応機能が追加され、アイデン ティティ脅威の封じ込めと根絶を促進するという。

また、アタックサーフェス(攻撃対象領域)を縮小。アイデンティティを監視し、企業内のすべてのシステムを完全に可視化して盲点をなくす。オンボーディングの際はCrowdStrikeのエキスパートが企業のアイデンティティ保護のニーズを伺い、ベストプラクティスおよび各社独自のコンプライアンス、ビジネス、技術要件に沿ったポリシーを迅速に展開するとしている。

CrowdStrikeのサービス担当シニアバイスプレジデントであるトーマス・エスリッジ氏は、次のように述べている。「今日の攻撃者は盗み出されたクレデンシャルを驚くほど巧妙に入手して悪用します。レガシーシステム、委託業者のシステムなどの管理されていないデバイスの盲点を突いて企業に侵入し、検出されないまま潜みます。これはランサムウェアの攻撃キャンペーンにも関係するため、ますます大きな問題となっています。企業は攻撃者よりも先手を打てるように防御態勢を整える必要があります。MDRリーダーであるCrowdStrikeは、進化し続ける脅威環境に対応できるよう市場での革新を続けています。Falcon Identity Threat Protection Completeによって、企業はアイデンティティベースの脅威を完全に可視化し、リアルタイムに対応することで、攻撃の進行を阻止することが可能になります」